基本的な入浴介助の方法を知ろう

最新記事 起こりやすい事故とは

入浴介助の方法や注意点

入浴介助の方法や注意点
  • まずは必要な用具を準備する

    2023/10/28

    入浴介助を実施するためには様々な用具が必要です。バスタオルや着替えなどは必ず使用します。事故防止のために用いられる入浴補助用具にも様々な種類がありますが、必須なのは入浴用手すりとシャワーチェアーです。車椅子を使用する高齢者の場合は、シャワーキャリーも必要です。浴槽をまたいで入浴する場合は、バスボードを設置すれば転倒を防ぐことができます。立ち上がりが不安定な高齢者には入浴介助用ベルトを装着してもらいましょう。

  • 入浴前に確認すべき点

    2023/10/29

    入浴前に、まずは高齢者の体調を確認しましょう。普段と異なる状態なら注意が必要です。また、入浴中の脱水症状を防ぐために水分補給をしましょう。急激な温度の変化はヒートショックの原因になるので、温度の調整も必要です。冬の寒い時期は暖房器具などを使用してください。お湯の温度は38℃~40℃が適切といわれています。入浴中に失禁しないように、事前にトイレを済ませておく必要もあります。加えて、皮膚状態の確認も必ず行ってください。

  • 基本的な入浴介助の手順

    2023/10/31

    浴室に入ったら、まずはお湯でシャワーチェアーを温めてください。そしてゆっくりとシャワーチェアーに座ってもらい、身体を洗います。手足の指先から徐々に温めていき、負担が少ない箇所から洗っていきます。基本的に髪・上半身・下半身の順番で洗いますが、人によっては順番にこだわりを持っているので、その場合は臨機応変に対処してください。湯船につかる時間は5分前後が適切といわれています。立ち上がりをサポートする際は転倒に注意してください。

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